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ICチップの中身

◎ICチップには何が書き込まれている?

ic-pict14 例えば、NXP社のI-CODEというICチップを組み込んだICタグがあるとします。
ICチップの中には、128バイトのデータ書き込みエリア(メモリ)があります。

このデータエリアに館種別コードやローカル資料コードなどを書き込み、リーダライタがデータを読み込み、図書館システムに引渡します。図書館システム側では読み込んだコードを用いて、必要な処理を行います。

◎固定領域とユーザー領域

ic-pict15 ICチップのデータ領域は、チップ出荷時に書き込まれる固定領域と、チップを使用する側が書き込むことができるユーザー領域に分かれています。
固定領域には、UIDというチップ製造メーカーが付番する世界で1つの固有番号(製造番号のようなもの)が振られています。

例えば、図書館システムの資料データベースで資料コードとUIDを紐つけておけば、チップ内のユーザー領域に何も書き込まなくても、図書館システム側で紐付いた資料の情報を引き出すことが可能です。

次はICチップには何を書き込むか、その考え方をご紹介します。
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【第2章:図書館ICタグの選び方】| 7 | 8 | 9(Now) ・・・ 10(Next) | 11 | 12 |

【第1章:図書館ICタグとは】 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
【第3章:ICタグの導入】| 13 | 14 | 15 |
【第4章:IC化の懸案点】| 16 | 17 | 18 |
【第5章:よくある質問】| FAQ |


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