社員が選ぶ 最近読んだ1冊 NO.153

おすすめ人 この1冊 こんな本です
MG
2013.7.10


竜馬がゆく

司馬遼太郎

文春文庫
数年前の大河ドラマの影響による龍馬ブーム(福山雅治ブーム?)もあり、すでに読まれている方が大多数で、ちょっと「今更…」感もありますが、私なりのおすすめポイントを紹介させていただきたいと思います。

まず一つ目のポイントは、この本がただ歴史的事実を連ねて坂本龍馬を紹介した歴史本ではなく、あくまでもフィクションとしてドラマとして描かれているといことです。
この点に関しては著者の司馬遼太郎氏も自らそう語っておられますし、それゆえにタイトルが「龍馬」ではなく「竜馬」なのだそうです。

二つ目のポイントとしては、フィクションであるがゆえにできるデフォルメされた登場人物の性格や言動が非常に魅力的なのと、単なる歴史本でないポイントとして、歴史上実在しなかった登場人物が、いい感じで描かれています。

物語途中で坂本龍馬と行動を共にする「寝待の籐兵衛」という人物は、歴史上は実在したという証拠はありませんが、この物語の中では、水戸黄門でいう「風車の弥七」的存在でとても魅力的です。

すでに読まれた方も、まだ読まれていない方も、こういった角度で見ながら読むのも面白いと思いますよ。


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